ほめられるとうれしい

年をとると残念なことが増えていく。
しかし良いことも少しはある。
その一つが、ほめられると素直にうれしい、ということだ。
子どものときは、ほめられるとうれしかった。
若いときはほめられても、ふんっと思った。
「俺を正しく評価できるのは俺だけだ」
愚かだ。そしてそれで良かった。
今はほめられるとうれしい。
ところがなかなかほめられない。
「若いのに…」という枕詞(ことば)つきでほめられていたのは、あれはリップサービスだったということが、今は分かる。もう遅い。
ところが先日、盛大にほめていただいた。
2月3日に仙台市シルバーセンターでやった文章教室である。受講者のアンケートをまとめたものが送られてきたのだ。
「先生のお話が聴きやすく、分かりやすかった」「これから文章を楽しく書けそうです」「同じ大泉先生でさらに実践を学びたいです」「シリーズのような形でまた大泉先生に講座を続けてほしいです」「素晴らしい先生に感謝です。またお会いしたいです」
こうした言葉が40人分以上も並んでいると、なんだか「本当は自分は立派な人間なんじゃないだろうか」と思えてくる。もちろん錯覚である。
前日の、経営者や自営業者の方々向けの文章講座でも、終了後に何人もの方から「さすがプロだ」「プロはやっぱり違う」と声をかけていただいた。うれしい。
ただこれが、「トシのわりには…」という枕詞を省略したものでないことを祈っている。

2日連続で文章教室

不思議なことに、年に数回しかないのに集中する…。
昨日は経営者や自営業者の方々約20名の方々を前に、広報セミナーの講師。
今日は仙台市シルバーセンターの主催で、市民約70名を前に、文章教室の講師。
大学などのレギュラーの授業も楽しいのですが、こうした一期一会の講座も大好きです。

201710morioka

2017年10月某日。岩手県盛岡市。

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岩手では温泉に泊まることが多いが、珍しく中心部のビジネスホテルに泊まった。
上の写真は宮澤賢治が学んだ、盛岡高等農林学校の本館だった建物。
現在は岩手大学農学部の教育資料館になっていて、宮澤賢治関係を含む展示が充実している。

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岩手銀行赤レンガ館の内部。
絵になるので別の写真を年賀状に使った。

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もりおか町家物語館。古い建物を活用し、2014年に開館した交流・物販・休憩…施設。
写真は酒蔵を改装したホールの内部。

今回は他に、啄木賢治青春館、もりおか歴史文化館、啄木新婚の家などを訪ねた。

201509tokyo

2015年9月某日。東京。

201509tokyo

東京に出かけるたびに、まだ行ったことのない美術館を訪れることにしている。
この時は木場公園にある東京都現代美術館

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現在は改修のため閉館中。
気に入ったのでオープンしたらまた行きたいが、いつになるだろう。